「新エネルギー電池の応用範囲は非常に広く、『空を飛ぶ、水中を泳ぐ、地面を走る、走らない（エネルギー貯蔵）』といった用途にまで及びます。市場規模は非常に大きく、新エネルギー車の普及率は電池の普及率に匹敵するものではありません。新型乗用車の普及率に加え、今後は他の分野においても電池応用の余地が10倍以上残されています」と、CATLの曽ロビン会長は述べた。
近年、海運業界における省エネと排出削減の圧力が高まる中、世界中の多くの港で厳格な船舶排出基準が実施され、船舶製造はよりクリーンな方向への転換を迫られています。業界機関の予測によると、電動船舶用リチウム電池の世界市場は2025年までに約35GWhに達すると見込まれています。現在、電動船舶市場は多くの電池メーカーにとって積極的な進出の新たなブルーオーシャンとなりつつあります。
今後数年間、船舶の電動化は急速な発展期を迎えるでしょう。国際調査機関Research and Marketsが発表した「世界の電動船、小型潜水艦、自動潜水船市場レポート」によると、世界の電動船市場は2024年までに73億米ドル（約500億人民元）に達すると予測されています。市場調査機関Fortune Business Insightsは、2027年までに世界の電動船市場が108.2億米ドル（約780億人民元）に達すると予測しています。
世界最大の純電気観光船「三峡1号」
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投稿日時: 2023年7月13日
